30代職歴なし・未経験からインフラエンジニアを目指したいと思った時には、インフラエンジニアスクールに通うことをおすすめします。
体形的に学べて、講師に質問ができるので、知識の習得が早いからです。
そこで、30代職歴なし・未経験にとってどのインフラエンジニアスクールが良いのか、選び方を交えながらスクールを紹介します。
目次
30代職歴なし・未経験のインフラエンジニアスクールの選び方
30代職歴なし・未経験からのインフラエンジニアスクールの選び方について解説しました。
就職支援付きでも求人紹介にこだわらない
インフラエンジニアスクールが就職支援付きでも求人紹介までこだわる必要はありません。
一般的な就職支援は、キャリアカウンセリングから始まり、書類添削や面接対策、求人紹介までを一括で行ってくれることをイメージすると思います。
しかし、求人紹介があることによって、デメリットもあります。
1つは、インフラエンジニアスクールと取引のある特定の企業に押し込まれる可能性があることです。
30代職歴なしでも雇ってくれるという点ではメリットですが、選択肢が無いという点ではデメリットです。
もう1つは、求人紹介は企業がスクールに対して紹介手数料を支払わないといけないため、未経験者の求人が減りやすいことです。
人材紹介は手数料を支払うだけの人材なのか吟味されるので、スクールは学習に特化して、就活は求人サイトを利用する方が応募先の候補が増える可能性があります。
受講の年齢制限はない方が良い
インフラエンジニアスクールを選ぶ際は受講の年齢制限はないところの方が良いです。
単純に利用がしやすいのもありますし、就職支援付きであれば、年齢に関係なくサポートしてくれる点で可能性が広がります。
目指す職種を決める
インフラエンジニアは、ネットワーク、サーバー、セキュリティ、データーベース、クラウドに分かれています。
スクールのコースも概ね分野ごとに分かれているので、自分が目指す職種を決めましょう。
需要の面から見ると、ネットワークエンジニアコースと、サーバーエンジニアコースを設けているインフラエンジニアスクールが多いので、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアがおすすめです。
年齢面では、セキュリティ分野が寛容なので、セキュリティエンジニアもおすすめです。
通学なのかオンラインなのかを確認する
インフラエンジニアスクールの中には通学がメインのところもあります。
校舎に通える範囲に住んでいればよいのですが、そうでなければ、選択肢となりえません。
その際には、オンライン対応しているインフラエンジニアスクールを選びましょう。
30代職歴なし・未経験におすすめのインフラエンジニアスクール
30代職歴なしからインフラエンジニアを目指すのにおすすめのエンジニアスクールを紹介します。
ウズウズカレッジ
UZUZが運営するウズウズカレッジには、インフラエンジニアの中でもネットワークエンジニアを目指すCCNAコースと、サーバーエンジニアを目指すLinuCコースがあります。
それぞれで取得を目指す、CCNAとLinuC レベル1（101&102）は就活の際のアピールになります。
何れのコースも受講料金は税込132,000円、受講期間は4ヶ月から、受講形式はeラーニングで個別指導となっています。
就職・転職目的の場合は、35歳までが受講の対象年齢となっているため注意が必要です。
関連記事：ウズウズカレッジは30代でも受講できる？詳細を解説
ネットビジョンアカデミー 有料コース
アクサスが運営するネットビジョンアカデミーには、ネットワークエンジニアを目指すコースがあります。
無料コース、オンラインコースもありますが、30代は入校条件を満たさないため、有料コースを受講して、就職支援は外部の転職エージェントを活用するのがおすすめです。
何れのコースも体系的なカリキュラムでエンジニア経験のある講師から学べ、試験対策も充実しているため、CCNA合格率は99％にもなります。
受講料金は税込150,000円、受講期間1ヶ月（動画コースは3ヶ月）、受講形式は対面もしくは動画です。
関連記事：ネットビジョンアカデミーは30代でも受講できる？詳細を解説
ユニゾンカレッジ
ユニゾン・テクノロジーが運営するユニゾンカレッジには、インフラエンジニアを目指すコースがあります。
完全無料ですが、ユニゾンキャリアの就職・転職支援を利用することが前提条件です。
元エンジニア講師と専任のキャリア担当がサポートしてくれて、2週間～3ヶ月間動画で学習し、CCNAやLinux関連の資格取得を目指します。
学習後はキャリアアドバイザーによる面接対策などのサポート受けて、就職を目指せます。
KENスクール
シンクスバンクが運営するKENスクールは開校34年の実績があり、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアを目指す複数のコースがあります。
何れのコースも関連資格の取得や就転職サポートが付いていてますが、価格・期間・受講場所を考慮すると、CCNA認定取得講座がおすすめです。
税込238,700円で、受講期間は6ヶ月、新宿、横浜、名古屋、梅田、福岡で受講できます。
受講スタイルは通学の個別指導で、校舎で実機に触れて学べる点もおすすめです。
Winスクール
ピーシーアシストが運営するWinスクールには、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、クラウドエンジニアを目指すコースが単体・総合ともに複数あります。
その中で、おすすめのコースは、CCNA資格対策（200-301試験対応）かLPIC資格対策（Level1）です。
CCNA資格対策（200-301試験対応）は税込224,400円、受講期間3ヶ月でネットワークエンジニアを目指すことができ、LPIC資格対策（Level1）は税込218,900円、受講期間3ヶ月でサーバーエンジニアを目指すことができます。
校舎だけでなくオンラインでも受講でき、就転職サポートは提携しているdodaエージェントサービスのキャリアアドバイザーが対応してくれます。
RaiseTech（レイズテック） AWSフルコース
RaiseTech（レイズテック）には、クラウドエンジニアを目指すAWSフルコースがあります。
現役エンジニアによるライブ授業はアーカイブとして残っているので復習がしやすく、コース完走後でも無制限に質問できるのが特徴です。
未経験からのエンジニア転職に特化した転職クエストと提携して就職・転職支援も無期限で行っていて、履歴書添削・面接対策を行ってくれます。
受講料金は税込448,000円で、オンラインで受講でき、受講の期間や年齢制限はないため、30代職歴なしにおすすめです。
SAMURAI ENGINEER クラウドエンジニア転職コース
SAMURAIが運営するSAMURAI ENGINEERには、クラウドエンジニアを目指せるコースがあります。
クラウドエンジニアの転職保証コースと最短転職保証コースは利用の前提条件があり、32歳以上は対象外なので、通常の転職コースを受講しましょう。
プロのエンジニアがサポートしてくれて、就転職も人事経験者や転職エージェント経験者が選考対策をアドバイスしてくれるのでおすすめです。
受講料金は集中8週間プランが396,000円、 集中12週間プランが544,500円、16週間プランが税込473,000円、24週間プランが税込649,000円と期間ごとに異なります。
テックハブニュービー（テックハブカレッジ）
エンキャリアが運営するテックハブニュービーは未経験に特化したITエンジニア転職エージェントで、ITエンジニア研修（テックハブカレッジ）を受講できます。
ITエンジニア研修は元インフラエンジニア講師が監修した実践的なもので、インフラエンジニアを目指している人におすすめです。
1～3ヶ月間の受講後は元IT人事経験者のアドバイザーによる就転職支援を受けることができます。
新卒、既卒、経験者を問わず利用できますが、申込みフォームの年齢選択が20～35歳までしかない点に注意が必要です。
ヒートウェーブITアカデミー セキュ塾
ヒートウェーブが運営するヒートウェーブITアカデミーのセキュ塾には、未経験からセキュリティエンジニアを目指せるコースがあります。
ホワイトハッカー育成コースが税込671,000円、サイバーセキュリティ技術者育成コースが税込880,000円で、何れも年齢不問で受講できます。
サイバーセキュリティ技術者育成コースは昼間クラスと夜間クラスがあり、前者は半年間、後者は1年間が受講期間です。
受講場所は新宿校舎かオンラインで、キャリアカウンセリングや求人紹介、合同説明会などの就転職支援も付いています。
活学ITスクール CCNA資格取得コース
ラストデータが運営する活学ITスクールには、ネットワークエンジニアを目指せるCCNA資格取得コースがあります。
受講料金は税込337,628円で、受講期間は1～3ヶ月、神保町校舎かオンラインで受講でき、履歴書作成や模擬面接などのキャリアサポートも付いています。
全員がCCNA試験合格者の講師から指導を受けることができ、校舎では実機に触れ他研修も受けられます。
アニメーション動画を使ったカリキュラムで、初心者でもわかりやすく学べるのでおすすめです。
システムアーキテクチュアナレッジ
エスアイイーが運営するシステムアーキテクチュアナレッジには、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、クラウドエンジニアを目指せる複数のコースがあります。
クラウドエンジニア向けのAWS認定試験 Solutions Architect-Associate- 合格保証コースは税込225,500円で、ネットワークエンジニア向けのCCNA合格保証パックコースは税込225,500円、サーバーエンジニア向けのLPIC Lv1合格保証コースは税込225,500円、LPIC Lv2合格保証コースは税込253,000円で受講できます。
専属講師が少人数クラスを担当するため、初心者でも安心して受講できるという特徴があります。
学習期間は約2ヶ月で、通学も実施していますが、何れもオンラインで受講することができ、求人紹介などの就転職支援も付いているのでおすすめです。
パソコンスクールISA
アイエスエイが運営するパソコンスクールISAには、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアなどを目指せるコースが複数あります。
その中で、CCNAトレーニング講座が6ヶ月間で税込198,000円、LPIC-1 / LinuCレベル1取得講座が6ヶ月間で税込203,500円、ネットワークエンジニアベーシック総合就転職コースが12ヶ月間で税込 471,900円で受講できます。
受講スタイルは、新宿校 銀座校 池袋校 渋谷校 南砂校 横浜校 大宮校 川口校 千葉校 船橋校 柏校への通学だけでなく、オンラインでも学べます。
就転職支援は、求人紹介はありませんが、適性検査の受検とキャリアカウンセリングを受けることが可能です。
寺子屋ITライセンス
クロスパワーが運営する寺子屋ITライセンスには、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニア、クラウドエンジニアを目指せるコースが複数あります。
関連資格取得ができるオンラインのコースとしては、サーバーエンジニア向けの【オンラインコース】LinuCレベル1取得＋サーバー・ネットワーク構築実践コースが税込140,800円で受講できます。
ネットワークエンジニア向けのCCNA取得＋ネットワーク構築実践コースが3ヶ月間で税込151,800円ですが、通学のみで、クラウドエンジニア向けの【オンライン・来校】AWSインフラ構築実践コースが3ヶ月間で165,000円ですが、資格取得のカリキュラムはありません。
受講の年齢制限はなく、転職支援もありませんが、CCNAが85％、LinuC（LPIC）が95％の合格率（法人研修者対象実績）なのでおすすめです。
ソフトキャンパス
ソフトキャンパスにはネットワークエンジニア、サーバーエンジニアを目指せる複数のコースがあります。
その中で、ネットワークエンジニア向けのCCNAl講座は約4ヶ月間で税込366,300円、サーバーエンジニア向けのLPICレベル1講座は約4ヶ月間で税込365,200円で受講が可能です。
受講は新宿、横浜、仙台、青森、弘前への通学だけでなく、オンラインでも可能で、マンツーマンで対応してくれます。
就転職支援は履歴書の添削や求人の探し方などのカウンセリングのみなので、自分で求人を探して応募する必要があります。
noa CCNA受験対策
ワークアカデミーが運営するnoaにはネットワークのコースが複数があります。
その中で、CCNA受験対策（シスコ技術者認定資格）は学習時間42時間、税込203,280円で受講でき、ネットワークエンジニアやヘルプデスクを目指せます。
大阪中津、天王寺・あべのハルカス、西宮北口の校舎への通学だけでなく、オンラインでの受講も可能です。
元人事による応募書類の添削、模擬面接、求人紹介などの就転職支援もあるのでおすすめです。
インターネット・アカデミー サーバー講座
インターネット・アカデミーには、サーバーエンジニアを目指すサーバー講座があります。
目安の学習時間が24～48時間で、受講料金は税込277,200円、通学、オンライン、通学・オンラインを選択でき、マンツーマンで対応してくれます。
LPICやLinuCの試験対策もカリキュラムに含まれているため、資格取得も目指せます。
専任スタッフによるキャリアサポートや、ウェブスタッフを通じた受講生・卒業生向けの求人情報もあるためおすすめです。
日本キャリアアップスクール CCNA資格試験対策
日本キャリアアップスクールには、ネットワークエンジニアを目指せるCCNA資格試験対策【オンラインコース】があります。
標準学習期間は3ヶ月で、受講料金は基本コースが税込59,800円、オンラインのみ税込39,800円で、その他オプション料金があります。
新宿での実地研修も含めて受講した方が理解が増して良いです。
キャリア相談や選考対策のアドバイス、求人紹介といった就転職支援も付いています。